皆さん投資には興味ありますか?
老後の資金が不安だけど、簡単にできる投資はないものかな?
投資の知識がないから、不安なんだニャン
少しでも資産を増やせればと投資を始めようと思っても、何から始めていいのか、リスクはどうなのか、いまいちピンとこなくて、ズルズルと先延ばしにしている方も多いのではないでしょうか?
投資初心者で、自分で相場を見ながら投資をするのは自信がなく、少額で始めたい方に是非おすすめなのがつみたてNISAです。
通常、株式投資や投資信託などで利益が出ると、配当金と譲渡益に所得税15%と住民税5%(2037年までは復興特別所得税0.315%が上乗せ)がかかります。
それがつみたてNISAはなんと年間の投資金額の限度内であれば運用利益に税金がかからない制度なんです。
いつでも売却できて、年齢の上限もなく誰でも利用できますよ
しかも、最初に選べば、あとは放置して大丈夫。
2024年からは現行のNISA制度が拡充および恒久化されることになり、新たなNISA制度が始まり更に投資効果が期待できますよ。
こちらの記事では、つみたてNISAの特徴と今おすすめな理由、つみたてNISAの始め方について解説していきます。学費や老後の備えにも安心な少額から始められて比較的リスクの少ない投資ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
つみたてNISAってどんな制度なの?
毎月少額から始められる制度
日本に住む20歳以上の方であれば、金融機関によって最低で始められる金額は違いますが、毎月少額からスタートできる積み立てに特化した制度です。
SBI証券ですとなんと100円からスタートできますよ。
投資信託が対象の制度
金融庁が厳選した長期の資産運用に向いていて初心者でも分散投資に適している投資信託から選ぶので安心です。
通常、個人のお客様が自分だけで分散投資しようと思うと多くの資金が必要になりますよね。
でも投資信託は小口のお金を集めて大きな資金として運用します。ですからさまざまな資産に分散して投資することができ、リスクも軽減することができるんです。
でも投資に必要な知識や手法を身につけるのは大変!
専門家が投資家に代わって運用してくれますよ。
一旦設定すれば、あとは自動つみたてなので放置していてOK。毎日価格の変動などを気にする必要はありません。
投資信託の運用利益が非課税になる
現時点(2023年)での投資可能期間は2042年まで。年間最大40万円まで非課税投資できます。
それが2024年からはなんと20年間の区切りはなくなり無期限となり、年間のつみたてNISAの投資金額も120万円まで拡大されるんです。
最大非課税金額は1,800万円となる予定です。
通常、投資の利益の2割ほど税金がかかってしまうのに、1,800万円も非課税で運用できるなんて魅力的な制度だにゃん。
通常、投資の利益の2割ほど税金がかかってしまうのに、1,800万円も非課税で運用できるなんて魅力的な制度だなあ。
売却すればその分をまた再投資できますよ。
どうやって投資信託を運用するの?
値段が高い時には少なく買い、値段が安い時に多く買う方法だからリスクを分散して運用できます
毎月分配するタイプでない商品だから、運用して得られた利益をさらに運用して投資効果を高められます。
一つの資産に投資するよりも値動きの違う複数の資産に投資する方が、リスクが分散できます。
詳しくは下記の金融庁のNISA特別ウェブサイトを参考にしてみてください。
つみたてNISAは2024年からどう変わるの?(現時点での予定)
2024年からは現行のNISA制度が拡充および恒久化されることになり、新たなNISA制度が始まります。
以下は現時点で発表されている予定です。
つみたて投資枠が拡充
つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円で合計最大年間360万円まで投資が可能になります。
成長投資枠とは、「株やETFにも投資できる枠」のことです。2023年以前の一般NISAの役割を引き継ぎます。
一方、つみたて投資枠とは、「一定の投資信託にだけ投資できる積立投資の枠」のことです。2023年度以前の積立NISAの役割を引き継ぎます。
非課税保有期間が延長
非課税で保有できる期間が無期限になります。
口座開設期間の恒久化
今までは口座開設の期限がありましたが、いつでも開設することができるようになります。
つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
今まではつみたてNISAと一般のNISAは併用できませんでしたが、併用することができるようになりました。
非課税保有限度額が増える
非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
つみたてNISAはどうやって始めるの?
まずつみたてNISAをする金融機関を決めよう
つみたてNISAを始めるためには、金融機関でNISA専用口座を開設する必要があります。
NISA口座は1人1口座までしか開設できません。また、現時点では開設から1年間は金融機関を変更できません。
金融機関によって、最低の積立金額や投資商品の数、サービスの充実度が異なりますので、この3点を比較検討して決めるのが良いでしょう。。
SBI証券、楽天証券などネット証券会社は、比較的少額から始められ、投資商品の数も多いです。
またクレジットカード払いの利用で毎月ポイントを獲得することができる会社もありますよ。
どの金融機関にするかを選んだら、金融機関の公式のホームページからネット経由で申し込みをするか、窓口に問い合わせてみてから必要書類を取り寄せましょう。
口座開設にはマイナンバー(通知カードまたは個人番号カード)と本人確認書類(運転免許証、日本国内パスポート、健康保険証など)は必ず必要となります。
投資信託を選ぼう
NISA口座が開設できたら、積立投資をするための投資信託(商品)を選びます。
つみたてNISAの投資信託先は大まかに「株式型」と「資産複合型」の2種類があります。
どうやって投資する商品を選んだらいいのかにゃん?
初めて投資を始める方にとって、商品選びは難しいですよね。
商品の違いがわからなかったりして、投資先をなかなか決められない方も多いようです。
投資先に迷うときは、リスクを抑えて分散投資しながら安定的な運用を目指したいのであれば『複合資産型(バランス型)』、リスクを負いつつハイリターンを狙う運用を目指したいなら『株式型』を選ぶのも方法です。
複合資産型
さまざまな資産を組み合わせて利益を得る投資信託です。
株式と債券の割合の違う銘柄が用意されています。
リスクとリターンは比例します。とことんリスクを抑えたいなら債権の割合の多いもの、ですがその分リターン(収益)も抑えられます。
説明書をよく読んで、資産配分をチェックして、ご自身に合う配分の銘柄を選んでみましょう。
インデックス運用とアクティブ運用とは?
投資信託にはインデックス運用とアクティブ運用と言われる運用方法があります。
インデックス運用は、日経平均株価などの指数と同じ値動きになるように運用する方法で手数料が低く、投資の初心者にはおすすめです。
アクティブ運用は手数料は高いけど好成績を狙う手法です。
株式型
株式型は国内株式型<先進国の株式型<新興国の株式型の順でリスクが高くなり、その分リターンも大きくなります。
もし投資が初めてで迷ってしまったら、まずは安定運用を目指して「複合資産型」から始めてインデックス運用を選んでみてはいかがでしょうか?
毎月の積立金額を決めよう
つみたてNISAの投資信託先を選んだら、毎月の積立金額を決めます。
ちなみに、設定した金額は後からでも変更可能なのでご安心ください。
まとめ
つみたてNISAの特徴と始め方についてご紹介しました。
2024年度から拡充される予定ですので、投資の初心者は、まずつみたてNISAから始めてみるのはいかがでしょうか?
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