物価が高騰している昨今、毎月の携帯代を少しでも節約したいと考えている人は多いのではないでしょうか?
携帯代を節約するには、格安SIMへ乗り換えたり、契約プランを見直したり、付帯しているオプションを見直すなどの方法がありますが、使用方法などに気をつけることでも節約が可能です。
この記事では、携帯代を安くするためにおすすめの方法を詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
携帯代の平均はどのくらい?
携帯の毎月の利用料金はいったいどのくらいなのでしょうか?
下記は総務省の情報通信白書の情報ですが、携帯電話通信料は年間平均103,096円。
つまり月額にすると8,591円、固定電話台と合わせると家計費の消費支出の4.24%を占めています。
電話通信料の推移と消費支出に占める割合
(出典)(出典)総務省トップ > 政策 > 白書 > 令和4年版 > データ集(第3章第8節)https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nf308000.html#d030805020
インターネットは何で利用しているの?
下記のグラフでもわかるようにスマホでのネット閲覧が多いです。
スマホの利用料金を下げたいところです。
(出典)総務省総務省トップ > 政策 > 白書 > 令和4年版 > データ集(第3章第8節)https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r04/html/nf308000.html#d0308040
ここからは、携帯代・スマホ代を安くする6つの方法をご紹介していきます。
①格安SIMに変えてみよう
携帯利用料金の最も節約に効果的な方法は、格安SIMへの乗り換えです。
格安SIMは、独自の回線がなくdocomo、au、ソフトバンクなどの大手キャリアの回線を借りることによって低価格で利用できるサービスのことです。
アンテナや基地局などの設備投資がかからないうえ、実店舗を持たずWEBでの申し込みのみの販売が主流です。
そのため、人件費などを節約できるため低価格でサービスができるのです。
おすすめの格安SIM
筆者のおすすめの格安SIMはLINEMO、ahamo、Y!mobile、UQモバイルです。
この4社は格安SIMの中では通信品質もよく、料金もおトクです。
LINEをよく利用するのであればLINEギガ消費が0のLINEMO。
通信容量が多く家族にdocomoユーザーが多いのであれば、ahamo。
実店舗で契約をしたいのであれば、UQモバイルがおすすめです。
格安SIMに変えた場合のメリット
- 格安SIMを利用することで、通信費を大幅に節約することができる。
格安SIMに変えた場合のデメリット
- 格安SIMの運営会社が大手キャリアから回線を借りる契約には、データ量の制限が設けられていることがあり、大手キャリアよりもエリアや時間帯によってネット回線が混雑すると通信速度が遅くなるなど、通信が不安定になる場合がある。
- 地域によっては、通信品質が悪い場合がある。
- キャリアメールが使えない。
- 大手キャリアと異なり、店舗がない場合もあり、トラブルが発生した場合には自己解決する必要がある。(UQモバイルやイオンモバイルは実店舗があります)
- 現在の端末と格安SIMの相性が合わない場合がある。
- データ使用量の選択を間違えると割高になる。
スマホを乗り換える場合は、今ご利用のスマホの端末代などの支払いが残っている場合もあり、解約にかかる料金を確認することが必要です。
②契約しているプランを見直してみよう
現在契約しているスマホのプランを見直してみましょう。
毎月の使用状況に合っていますか?
普段あまりスマホをしようしない人、また外出先で音楽ストリーミング、動画視聴や、画像や動画のSNSなどをされない方であれば、設定されたプランのデータ量が余っている可能性もあります。
使用状況にあわせた容量の最適なプランを選ぶことで、節約できる場合もあります。
契約している事業者のWebや店舗で確認してみましょう。
また通話をほとんどされない方、LINE通話しかしない方は、かけ放題プランは必要ないでしょう。
③オプションを見直す
スマホを最初に加入する時に勧められたり、無料体験期間で加入したオプションのうち、利用していないオプションがそのままになってはいないでしょうか?
毎月100円や200円であっても不要なオプションである場合は、解約することで料金がかからなくなり節約につながります。
④通話は無料通話アプリのLINEなどを利用しよう
通話をするときは、LINEなどを利用しましょう。
LINEの通話料は無料なので通話料の節約にもなりますし、受信の履歴もつくので、相手も気が付きやすく連絡が取りやすいです。
特に長電話をされる方は気をつけましょう。
⑤WiFiを利用しよう
Wi-Fiに接続すればスマホのデータ通信量をおさえることができるので、プランをおトクなプランに設定することができますよ。
外出先のWiFiは?
外出先でもオンラインゲームや動画配信などを視聴される方は、モバイルWiFiを持ち歩くのがおすすめです。
カフェなどにもフリーWiFiのある場所もありますが、セキュリティ的にはフリーWi-Fiでは、Webでのクレジット決済やID・パスワードの入力などはしない方が安心です。
ご自身のモバイルWi-Fiであればパスワードをかけられるので安心です。
Wi-Fiを利用すればスマホの通信量を消費せず節約できますよ。
Wi-Fiを利用すればスマホの通信量を消費せず節約できますよ。
モバイルWi-Fiの中でもWiMAX5Gは通信品質もよく、速度も速く、繋がりやすいので大変おすすめです。
WiMAX5Gの取扱のプロバイダは複数ありますが、取り扱っている機種はほぼ同じなので、料金の安いところで契約するのがおすすめですよ。
料金的におトクなのはGMOとくとくBBです。
自宅でWiFiを利用するには?
自宅にインターネット回線がある場合、スマホをWiFiに繋いで利用しましょう。
うっかりWiFiを切っていると、どんどん通信容量を消費してしまいます。
WiFiを引いていない場合は、光回線、工事のいらないホームルーターを置く、外出先でも利用できるモバイルWiFiを利用するなどの方法があります。
通信品質は光回線>ホームルーター>モバイルWiFiとはなりますが、光回線は工事が必要になることも多く、賃貸では自身で引くことができない場合も多いです。
また外出先でも利用するかどうかでおすすめも変わってきますので生活スタイルにあったWiFiを選択すると良いでしょう。
⑥スマホを安く購入しよう
端末を買い替える場合、また格安SIMに乗り換える場合は端末代の安い機種を買うことも節約になります。
スペックは最新のものが必要か?
最近のスマホは非常にスペックが高くなってきています。
少し前の機種でもカメラ機能を含め十分なスペックがある場合が多いです。
写真の精度にそこまでこだわらない、使用はスマホの基本的な機能が中心という方であれば、最新のスマホは必要ないかもしれません。
少し前の機種であれば安く買う方法があります。
端末を買い直すなら乗り換えを検討してみるのも一案
携帯電話の会社では乗り換えることで端末を割引にするキャンペーンなどを行っていることがあります。
特に格安SIMでは、最新ではないiphoneなどであれば契約と同時に端末を購入することで割引になるキャンペーンをしているところがありますよ。
検討してみてもいいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
毎月のスマホ代は家計には結構な負担ですよね。
特に格安SIMに乗り換えることで、毎月の通信料金はかなり安くすることができますよ。
検討してみてはいかがでしょうか?