【iDeCo】やるべき?選び方とメリットとデメリット解説

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iDeCoは、将来の年金を増やす目的で作られた制度で加入は任意の私的年金制度です。

人生100年時代でしょ?平均寿命も長くなってるし、長生きしちゃったら貯金と年金のみでは頼りないよね。

かおり

iDeCoとか聞いたことあるけど、実際どうなのかしら?

雪乃

iDeCoは自分で掛金を拠出し、自分で運用方法を選んで運用します。

雪乃

そして掛金と運用益の合計額を給付として受け取れて、税金も控除してもらえるんですよ。

将来の年金を増やせるのなら始めたいけど運用方法を
決めるのは難しそう

ほえる

僕がiDeCoで選んだ会社では、いろいろ相談にのってもらって自分なりに納得して商品を決めたよ

雪乃

そうですね。心配な時は、サービスの充実している会社を選ぶといいですね。

65歳以降の生活が20年以上続く方がたくさんいらっしゃるので長期化する老後に備えて検討してみてはどうですか?

目次

iDeCoの特徴

iDeCoの特徴としては、以下のような点が挙げられます。

加入年齢と掛け金の額は?

iDeCoにはいくつかの制限があります。

加入年齢と受け取れる年齢

65歳未満の人が加入でき、掛け金は65歳まで拠出可能で60歳以降に給付金を受け取れます。

掛け金の額

月々5,000円から始められ、掛け金を1,000円単位で自由に設定できますが、上限があります。(上限はご加入の方の条件により異なってきます)。

掛け金の拠出

掛け金額は1年に1回以上決めたときにまとめて拠出することもできます。

1回初めてしまったら途中でやめられないのかしら?

雪乃

掛け金額は1年に1回限り変更できるし、いつでも掛け金の拠出を止めることができますよ。でも解約は基本できません。

運用はどうやって決めるの?

運用商品の決め方

運営管理機関が運用商品の説明はしますが、基本的に自分で決めた運用方針に沿って運用商品を選択して掛け金でどの商品をどのくらい購入するのかを決める必要があります。自分で決めた配分比率に基づき運用商品が購入できます。

基本的に自己責任で運用するのね

雪乃

損失やリスクは自己責任ですが、税制優遇や年金受給額の上乗せなど、メリットも多いので自分の将来のために利用するのもおすすめですよ

受け取り方法は?

受け取りは下記の方法で受け取れます

①一時金で一括で受け取る

受給権が発生する60歳になったら一時金で一括で受け取る

②年金として受け取る

受給を開始する時期は75歳までの間で決めて受け取ることができます

③一時金と年金を組み合わせる

一部を一時金で受け取り、残りを年金で受け取ることもできます

  • 60歳から年金資産を受け取るには60歳になるまでにiDeCoに加入していた期間が10年以上必要となります。10年に満たない場合は受給可能年齢が繰下げになります。
  • 60歳にならないと原則受給できません。
  • 給付額は運用成績によって変わります。
  • 金融機関所定の手数料がかかります。課税所得がない方は掛け金の所得控除は受けられません。

税制優遇措置って?

雪乃

iDeCoは積み立てる時、運用している時、受け取る時と三つの場面で税制優遇の恩恵が受けられますよ

掛け金全額が所得控除の対象

掛け金全額が所得控除の対象になります。例えば毎月20,000円拠出すれば、年間240,000円を課税される所得から引くことができます。

雪乃

その年の所得税と翌年の住民税を減らすことができますよ

利息・運用益が非課税

利息・運用益が非課税で再投資されます。

通常、預金や投資信託などの金融商品で利息が出ると約20%の税金がかかりますが、iDeCoで利益が出た場合は非課税になります。

受け取る時も所得控除がある

受け取る時も通常であれば収入と見なされて課税対象となりますが、iDeCoは年金として受け取るのであれば、公的年金等控除、一時金で受け取る場合も退職所得控除の対象となり一定額までであれば、非課税で受け取れます。

メリット

iDeCoのメリットは以下の通りです。

  1. 税制優遇 :iDeCoには税制優遇措置があり、積立金額が所得控除となり、利益についても非課税となります。これにより、貯蓄額を増やすことができて、将来の年金受給額を増やすことができます。
  2. 年金受給額の上乗せ: iDeCoによる貯蓄額は、将来一時金で受け取るほか年金受給額に上乗せすることもできるので、運用成績によっては、高い年金受給額を期待できます。
  3. 自由な運用方法: iDeCoでは、運用会社が提供する複数の商品から自分で選択することができ、自分自身で投資方針を決め、自分の好きな運用方法が選べます。
  4. 手軽な口座開設 :iDeCoの口座開設は、インターネット上で手軽に行うことができる会社が多いです。
  5. 退職後も利用可能: iDeCoは、退職後も手続きをすれば利用することができます。
  6. iDeCoは運用に手間がかかりません。

デメリット

iDeCoのデメリットは以下のようになります。

  1. 解約ができない :iDeCoは、長期的な運用を前提としています。掛け金の減額や支払いの停止はできますが、原則途中解約は認められていません。
  2. 運用リスク :iDeCoは、自己責任での運用となります。そのため、投資商品の選択や運用方法によっては、運用リスクが発生する可能性があります。
  3. 年齢制限:60歳にならないと受給できなく、加入年齢によっては60歳から受給できない
  4. 掛け金の金額制限:掛け金に上限がある。

おすすめのiDeCoの選び方

何を基準に運用会社や商品を選べばいいのかしら?

雪乃

まずはネットで各運用会社の運用商品や手数料などを確認してみましょう

iDeCoのおすすめ商品や運用会社については、一概には言えませんが、運用商品や運用会社の選択には、自分自身の投資スタイルやリスク許容度、将来のライフプランに合わせた検討が必要です。選択するには、以下のようなポイントに注目すると良いでしょう。

金融会社や証券会社により強みは異なりますが、下記の条件が判断材料となります。

  1. 手数料: iDeCoには、運用会社に口座管理のための手数料が発生します。手数料が低い運用会社を選ぶことがおすすめです。
  2. 投資商品 :iDeCoには、複数の投資商品があります。自分のリスク許容度や投資スタイルに合わせて、運用商品を選びましょう。また、幅広い商品を提供している運用会社を選ぶと、柔軟な運用が可能になります。自分の運用したい商品があるか確認し、ラインナップを比較検討してみましょう。
  3. サポート体制 :運用会社によっては、店舗や電話でiDeCoに関する相談窓口やサポート体制を整えています。また加入後も運用情報を発信してくれるかどうか確認し、自分に合った運用会社を選び、安心して運用を進められるようにしましょう。

上記のポイントに注目して、自分に合ったiDeCoを選ぶことがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?

平均年齢も上がり、年金のみでは老後の資金は心許ないですよね。貯金を貯めるのも一案ですが、金利が低いのに物価上昇率の高い近年では、iDeCoは税制控除も受けながら投資でき老後に備えることのできる魅力的な商品です。

検討してみてはいかがですか。

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