最近物価が急激に上がっているにも関わらず、収入は思うように増えず、節約に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
でも旅行や外食などの楽しみを全て我慢してしまっては、味気のない生活になってしまいます。普段の生活のちょっとしたことの積み重ねで意外と出費を減らせますよ。
その中でも特に食事にかかる費用は毎日のことである分、節約効果も大きく、腕の見せ所。無駄を見直し、出費を減らして節約してみましょう。
1.まとめ買いをして買い物を3日に1回くらいにしてみる
毎日買い物に行ってしまうと、ついいろいろなものを買ってしまうものです。3日に1回くらいのペースにして大方の予算を決めて買い物に行きましょう。
毎日行くと、ついつまみになりそうな惣菜や子供にせがまれてお菓子とか買ってしまうのよ。
2.レシピ本を見て献立を決めず、食材から献立を決めよう
レシピ本を見て献立を決めると、その日に割高の食材や普段あまり使わない調味料などを買ってしまいがちです。その日に安くていいお魚が売っていたり、お肉の特売などがあったら、安い食材を購入しましょう。
また生協その他の宅配などで、食材を計画的に定期的に購入するのもおすすめです。
安い食材を購入したら食材から献立を決めてみましょう。YouTubeは最近は一流シェフや料理研究家、レストラン経営されている方が一般向けに簡単にできるレシピを公開してくれていますよ。クラシル、DELISH KITCHENなどもおすすめです。自身の味付けに少し飽きた時や、少し違う味付けにしたいときなど便利です。
YouTubeなどで食材&レシピで検索するとたくさん出てきますよ
また冷蔵庫の食材を一掃したい時や少しだけ余っている野菜や肉を使い切りたい時には、シチューやグラタンがおすすめです。
3.節約食材を買おう
普段あまり使用しない調味料を買ってしまうと、その結果、使いきれず賞味期限が切れ捨てるはめに…
ついおしゃれな料理に惹かれ、アジアン系の調味料を買っても、結局あまり使わないのよね。
使い勝手の良い調味料を使いまわし、料理すると無駄がありません。普段の味に飽きて味の変化のために調味料を買う場合は日持ちのする乾燥系のスパイスなどを利用するのがおすすめ。液体系の調味料は開栓してしまうとあまり日持ちしません。ただマヨネーズや豆板醤などは使い勝手が良いのでいいでしょう。
1回きりで使い切れる調味料なら余って無駄にはなりません。筆者はカルディ等で販売されているRoiThaiのカレースープが好きでグリーンカレーやマッサマンカレーを作ります。このカレースープは新たにココナッツミルクなどを購入しなくてもいいのでおすすめですよ。
季節によっても安い食材は変わります。鶏胸肉、鶏ささみ、手羽トロ、キャベツ、にんじん、大根、じゃがいも、玉ねぎ、もやし、豆腐、卵、厚揚げなどは比較的安くボリュームも出せるのでおすすめです。
4.レシピを工夫しよう
同じような味付け、同じような食材を用いていても、調理の仕方で気分が変わります。
例えば鶏肉を使用した煮物でも先に鶏肉に片栗粉をまぶし、フライパンで揚げ焼きしてから、他の野菜と煮るとボリュームも少し増えて美味しいですよ。煮物に最後に大根おろしを入れておろし煮にしても美味しいです。
TikTokなどでも簡単にできる美味しそうなレシピがいっぱい紹介されていますよ。
安い食材鶏ささみは1枚1分ほど電子レンジでチンすると簡単に調理できます。さいてサラダに入れてもいいですが、筆者のおすすめは電子レンジでチンしたささみとシソ、チーズを春巻きのかわに巻いて揚げ焼きすると美味しいです。中まで完全に火を通さなくていいので、少量の油で調理できますよ。
厚揚げも安くて優秀な食材。角切りにして、お肉の代わりに野菜と炒めたり、煮物に入れたりしても美味しいです。
サバ缶なども骨も食べれてカルシウムも摂取でき、DHAも豊富でおすすめな食材。大根おろしに入れたり、お皿に移して電子レンジでチーズをのせてチンしたりオーブンで焼いたり、グラタンに入れたりアレンジ多彩。ツナ缶もパスタに入れたりキャベツと炒めたり、安くてすぐ調理でき、嬉しい食材です。
簡単に作れるレシピはありがたいわね。
家にある食材を数個入れてYouTubeなどで検索するのが冷蔵庫の一掃にはおすすめの方法ですよ。
また夏にはそうめんのレシピも重宝しています。普通に麺つゆをつけて食べる以外に、中華風、坦々風、トマト素麺などが紹介されていて食べ飽きません。
ドレッシングも購入しているのであれば手作りしてみましょう。
5.肉などは全部使い切らず翌日のために少し残してみる
お肉などは1パック全部使用せず、少し残して翌日炒め物や煮物に投入するのもおすすめです。またすぐ使用しない時は、少量のお肉であれば冷凍しておけばもう一品ほしい時などもレンジで解凍してすぐ使えるので便利です。
今まで作りすぎて、子供の食べ残しなどを食べて太ってしまっていたけど、あらかじめ取り分けてとっておけばいいのね。
料理も沢山できすぎた時は無理して食べ切らず、取り分けて残して冷蔵庫に入れておきましょう。筆者は、翌日、副菜にしたり、味変して使ったり、冷凍してもう一品ほしい時にチンして出したり、お弁当に入れたり、朝のホットサンドの具にしたり、一人の食事のおかずにしたりと重宝していますよ。ちなみにホットサンドメーカーは朝食に便利です。
6.レトルト食品やお菓子の買い方を見直そう
お菓子は習慣になってしまうと、無いと寂しいものですが、食べる習慣がなくなれば意外と平気なものです。頻繁に食べているのなら、ダイエットにもなりますし、少し減らしてみてはいかがでしょう。
レトルト食品もつい便利で買ってしまいがちですが、なるべく減らしましょう。上記で紹介したように、多めに作ってしまった料理をとっておいたり冷凍しておくことで、ちょっとした食事や、おつまみに応用できることもあります。
今まで作りすぎて、子供の食べ残しなどを食べて太ってしまっていたけど、あらかじめ取り分けてとっておけばいいのね。
7.飲み物はどうしていますか?
家で飲む冷たい飲み物をペットボトルで用意しているのであれば、麦茶パックなどを使って、作るのが断然お得です。また職場でペットボトルを買って飲んでいる方も、水筒で家で作ったお茶等を入れていけば、かなり節約になりますよ。
お酒は毎日の楽しみ。やめられないなあ。
お酒の節約はかなり頭の痛い問題です(笑)。でもスーパーで買うより、ディスカウントストアや、ネット通販でケースで買う方が安い場合が多いです。Amazonの定期便や楽天等の訳あり(賞味期限が短い等)ビール等で安く買うこともできます。
8.作り置きを作ろう
切干大根やひじきの煮付け、煮物、煮浸し、漬物等の作り置きをしておくと、品数も増やせ、料理の量の調節がしやすく、ちょっとのおかずでいい時は新たに作る手間も減らせ節約にもなります。
YouTubeのレシピがおすすめですよ
ちなみに筆者はナスの煮浸しが好きなのですが、YouTubeなどで検索すると、たくさん秀逸なレシピが出てきて、毎回違ったナスの煮浸しが作れて楽しいです。
9.外食したくなった時にはテイクアウトしてみよう
外食したくなってしまった時は、ディナーよりランチの方が安いことが多いのでおすすめです。また最近はどのレストランもテイクアウトをしていることが多いです。テイクアウトして、自宅の綺麗めのお皿に盛り付け気分を変えてみるのもおすすめです。
10.業務用スーパーもおすすめ
業務用スーパーもおすすめです。基本的になんでも安いのですが、おすすめは冷凍食品とお肉です。お肉は冷凍しても味が落ちにくいので小分けにして冷凍。冷凍食品は使いたい量だけ出せるので無駄がありません。
筆者のおすすめはコストコ。会員制ですが、最近はWoltやUber Eatsでの配送も始めているので、地域によっては利用できます。少し贅沢な牛肉でも1枚ずつラップに包んで冷凍。食べたい時に解凍して好きな分だけ食べれます。
まとめ
食費の節約方法についてご紹介してきましたがいかがでしょうか?
毎日の少しの心がけで食費の出費は結構変わってくるものです。食費を削減できれば、旅行などに行くお金などを捻出したりできるかもしれません。
また今後の備えにもなるでしょう。
無理せず実践できそうなところから少しずつ始めてみるのはいかがでしょうか。